CONISIS
Elegant Beast BA001

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Fractal・Kemperなどに代表されるモデリングアンプ用に開発されたバッファーアンプ

ハイエンドなオーディオ機器やスタジオ機器のカスタム・メイドや、プロ・ユースのレコーディング・スタジオのワイヤリングなども手掛けるコニシスより、JPLの依頼により実現した、マスタリング・ルームのカスタム・アンプやハイエンド・オーディオ機器のディスクリート・オペアンプと同じ品質を持つ、ギター用のバッファー・アンプが登場した。

そもそもバッファー・アンプとは、音の大きさ(電圧)を変えずに電流だけを増幅するアンプのことだが、本機は何と電流を3万倍に増幅する。多くのエフェクターや長いシールド・ケーブルを経ても、信号の劣化すなわちギター・サウンドの劣化を強力に防いでくれるどころか、質を高めてくれるのだ。

これはICオペアンプでは実現不可能なレベルのもので、ディスクリートによるオペアンプ構成ならでは。その美しくもパワフルなサウンドは、そのネーミングの通り、まさにエレガントな繊細さと野獣のような迫力を兼ね備えている。

レコーディングにおけるギター・サウンドの質をとことん追求しているギタリストにとって、究極的な逸品となることだろう。

CONISIS / Elegant Beast BA001

●入力インピーダンス:1MΩ
●出力インピーダンス:33Ω
●動作電源:DC9Vまたは006Pタイプ9V電源

ギタリストが語る、Elegant Beast BA001の魅力について

Interview Vol.4

ギタリスト

大村孝佳 氏

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Interview Vol.1

ギタリスト

是永巧一 氏

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大村孝佳氏が語る
elegant beast BA001の魅力

このelegant beastを知ったきっかけは、どんな感じだったんですか?

僕が知ったきっかけは、いつもメインで使っているアンプはKemperなんですが、どこか「デジタル」という意識が存在していて、どうしても気になっちゃうんですよね。デジタルっぽくなくても、デジタルっぽいんじゃないか?という風に。KemperにしてもFractalにしてもどんなデジタルアンプにしても、なんかデジタルっぽい気がする。じゃあ逆にアナログっぽいって何なんだろう?という話に行き着いて、で、僕はKemperを使うまでは超アナログアンプ信者だったので、今の自分ならアナログアンプに対してどう感じるのかスタジオでチェックしてみたんですよ。でも、アナログやデジタルのどちらも素晴らしくて違いがよくわからないんですよね。でも何かが違うような気がする。そしたら次は何を変えたら良いかなぁ?となると、Kemperやアンプ自体ではなく他の機材を変えていこうと思ったんですよね。ケーブルだったり電源を変えてみた結果、凄く良くなって感動したんですよ。どれも「デジタル臭さを消す」というものを狙って選んでいって。で、この際デジタル臭さやそういう意識を消せるんだったら全部変えてみようって思ったんです。
そうして選んだ製品に全部変えて、で、色んなデジタルアンプの記事を見ていてバッファーにたどり着きました。バッファーだったりクリーンブースターは以前から沢山持っていてアナログアンプでも使っていたんですけど、ツマミが付いていたりどういうセッティングが自分に最適なのか調整が少し難しい印象があったんですよね。使ってみると確かに凄く良いんです、でもその時は無理して使わなくてもいいんじゃないかという感じでした。それでもまた今回みたいにバッファーに戻ってきて新しい製品を探していくうちにこの「elegant beast」を見つけて、KemperだったりFractalだったりのデジタルというところに特化した感じがあって、プロオーディオの技術が生かされている。そこが気になって使ってみたというところなんですよね。

実際にKemper、Fractalなどでelegant beastを使った感じはいかがでしたか?

Liveでも使わせて頂いています。何でしょうね…僕、機材とか全く得意じゃないんですよ。なので何かが変わったっていうだけだと判断出来ないし、この感覚はどのアンプやエフェクターでもそうなんですけど、何度も試して自分が「良くなった!」って思った時にやっと使うというタイプなんですよね。誰かに良いと言われても自分が良くなるまでは使わないんですけど、これって繋げただけで良いかどうかが解るじゃないですか!!
ツマミもなく本当にシンプルで、最初は電源に繋いで試そうかなって思ったんですけど、電源換えちゃうともしかしたら音も変わっちゃうんじゃないかと思って、まずは9V電池で様子を見ようと。ケーブル類も今一番気に入っているものを使って、自分の機材の純度が一番高い状態、今出来る完璧なセッティングの状態で使ったらどうなのか?ってとこで使ってみると“良いな~”(笑)先程も言いましたが、違いが何かというよりも、自分が良いか?どうか?っていう、自分の好きなトーンになっているか?というところで選んでいるので、そこを一瞬でクリアしてくれましたね。

音質という部分では全体のサウンド自体は変わってないんですけど、元気になっているというか、前に出てる感じというか、なんか温かみというか、なんか矛盾してる気もしますね。あったかくて元気という表現しづらい部分ではあるんですけど、「太陽」みたいな感じ、何て言ったらいいのかな?でも、本当にそんな感じなんですよね。

その温かみの中に洗練された部分もあって、アナログを感じさせる気持ち良いミッドやローミッドはもちろん、出音がクリアでブティック・アンプをもう一段レベルアップさせた印象になるんですよね。
明るすぎて痛い高域だったり、ボヤけたりモタッちゃう低域がなくなる。分かりやすく言えば、ギタリストや他のプレイヤー達が悪い意味で気になるようなトゥーマッチな部分を良い加減で消してくれるのでありがたいです。

アンサンブル的には音の混じり方などに変わりはありましたか?

使っていて何の違和感もないですし、どっちかというと弾き心地が随分変わって凄く弾きやすくなったっていうか、音が前にスコーンって出るとピッキングの食い付きも良くなるので、フィンガリングもより滑らかに出来ますね。アナログアンプのような温かくて優しいミドルやローミッドが出ると音が滑らかなんですよ。聴いていてスムースで音粒も綺麗ですし、一番わかりやすいのはクリーンやクランチの時。「elegant beast」ってベーシストにも凄く良いんじゃないかなって思うところがあるんですよね。正直なところベーシストの方が気付きやすいかもしれない。ギタリストより低域のフィーリングだったり、スムースさや音粒に気を付けている人の方が気付きやすかったりするというか。
使っていて違和感がないのに前より良い気がするのって大切だと思うんですよね。
ここまで話してなんですけど、バッファーって難しいと思うんですよ、特に表現するのが。機材オンチな僕も手を出してますけど難しい。でもこうして気に入って使っているのはやっぱり必要なんでしょうね。

レコーディングにも使われたんですか?

そうですね、最近Youtubeへアップした動画もこれを使いましたね。
今後のバンドやスタジオレコーディングでももちろん使いたいと思っています。
このサイズ感は良かったですね。ライブやどこにでも持って行きやすいですし、もちろんレコーディングでも全く苦にも気にもならないです。
僕はセッティングでもシンプルにしたいタイプなんですよ。KemperだったらKemperだけ。特殊な歪みやペダルなんかもなるべく足元に置きたくなかったり、アンプだけで済ましたいタイプなんですけど、ポケットに入るサイズ感はメチャメチャ便利ですね。ラックやボードも必要なくアンプの上や端に置けるし、下に置いても邪魔にならない大きさなのにこの品質は本当に信じられない。今後「elegant beast」はずっと繋いでおかないと不安になりそうですよね。使ってる人は絶対そうなっちゃう。あと、用意して頂いたPCOCCのケーブルとも相性が凄く良いです。「elegant beast」のoutにPCOCCのケーブルを使ってKemperへ繋いでいます。

最後にモデリングアンプや機材関係に対して求めるものってありますか?

今、自分のセッティングには50%位しか満足していないんですよ。デジタルアンプとアナログアンプの両方に求めるものがあるからかもしれません。アナログにはデジタルの便利さを、でもデジタルにはなって欲しくない。デジタルにはアナログの良さを、でも便利さをなくして欲しくない。今は特に無いものねだりになってしまってなかなか難しいんですよね。これって誰と話しても「まあそうでしょうけど…ね」という結論になってしまいます。自分自身の機材に求める事だと、システムやセッティングをもっとシンプルに、より快適にしていきたいと考えています。持ち運びやセッティングに関しても誰よりも楽で早くありたい。でもそれで大丈夫かどうかをたまにアナログアンプに戻して音を確かめたり、と何にしてもこの繰り返しになっちゃうんですよね。求めているのがやっぱりアナログアンプの音なのでそれはしょうがないとは思っています。デジタルアンプを使うようになってキッズ時代から今までをアナログアンプで育ったことが本当に良かったって思いますし、良いアナログアンプって一度使ってみると虜になっちゃうじゃないですか!まだまだ良い音があるはず!って。KemperやFractalなどのモデリングアンプも一般層にどんどん普及する事によって今以上に便利で上質になっていくでしょうし、それに合わせるようにアナログアンプもどんどん良くなっていくのを感じているので今後も楽しみです。

Profile

大村孝佳氏

3歳からピアノを習い始め、11歳の時に父親の影響によりアコースティックギターを弾きはじめる。14歳でエレクトリックギターを弾きはじめ、17歳で洋楽のハードロック/ヘヴィメタルに出会い、強い衝撃を受け傾倒してゆく。
2002年にMIジャパン大阪校のGIT-DX1期生として入学。2004年にARTENSIONのVITALIJ KUPRIJをキーボード/サウンドプロデュースに迎え、RICHIE KOTZEN、MARK BOALS、DOOGIE WHITEのボーカルをフィーチャーした"Nowhere To Go"でデビュー。
その後、3枚のソロアルバムをリリース。
現在は自身のソロ活動と並行して、C4、LIV MOON、DC/PRG、Marty Friedman、UROBOROSなど多方面で精力的に活動中。

是永巧一氏が語る、
Elegant Beast BA001の魅力

今回のBA001について初めて使った時の印象から少し話してもらえまか?

ハイ!
僕は元来Fractal Audioとか、そうゆう物をつかうときにも、必ず少しアナログ感を加えるのに、えーっとギターの後にバッファーアンプだったり、プリアンプだったり必ず、かませていたんですけれども、でこれはまずそうゆうコンセプトじゃないですか、これは是非試したいという事で試させていただいて、“良いですよ 抜群に良いですよ”で基本的には、例えばゲインをコントロール出来るタイプとか、トーン、トレブル、ベースをコントロール出来るタイプとかありますけど、付いていると入れたくなりますよね、でも基本的にはユニティゲインで要するに音の質自体を向上させて、送り込んで、て言うのが理想じゃないですか。

でこれは正にそうゆうもので、まっ発展系としてね、いろいろなヴァージョン出てくるかも知れませんし、予定していると思いますけど、素晴らしい事ですね、これはもう現時点である意味パーフェクトで、まずはバッファーアンプなり、そうゆう物を通した時に、ローインピになって、レンジがまず伸びますよね、そこに個性がある訳じゃないですか、これは音はピュアですよね!ピュアで聴官上心地よいレンジだからあの上は伸びているんだけども、硬くない、やわらかい、それから低域も伸びているんだけど、わりとモコモコした所がでるんじゃなくて、あのこれはアナログアンプを使った時にも思ったんだけど、中、低域の奥行きが凄く出ますよね、立体感が凄くありますよね、それで、一言で言うと、まっ僕の印象だと常にハリが出るだけじゃなく、みずみずしいサウンドですよね、みずみずしい僕は印象としては、例えば、自宅で録音する時も、例えばさっき言ったデジタルマルチ系を使う時はUSBで一回アナログと変換するんですね、その時にNEVEとかのヴィンテージ系のプリアンプだったり、そういうものを通したりする事が多いんですが、まっEQは使わないんですね大体、これはそれに近い印象があるというか、そういうそのHead Ampのスタジオレコーディングに使うもの、特にヴィンテージ系の物を使った時の印象と近いですね。

高級感と一言で言ってしまうと語弊があるかも知れませんが、さっき言った、みずみずしいサウンド、豊かな、後、何と言っても、解像度が抜群に高い、音の解像度が、音の粒子がもの凄く細かくなるから、そこですよね、そこがみずみずしかったり、ツヤツヤ感じたりするんだとおもうんですけど、細かい所まででますよね、約3万倍ですからね、かなり印象は違いますよね。

後は、使い勝手が良いですよね、インプットの位置とか、電源の位置とか、で大きさもそう言う物にしてはさほど大きくなく、いわゆる通常のエフェクターより少し小さい位。いわゆるコンパクトの凄い小さい物とは違うと思うんですけど、ただ筐体の大きさってサウンドに凄い影響すると思っていて、オーバードライヴの監修とかやることが多いんですけど、やはり筐体の大きさで随分大きさを感じて、BA001はこれがベストなんだろうと思います。

後は、MKⅠですからね、これは今後の展開としてMKⅡ,MKⅢ と、エーット今後の発展性として、ゲインを付けてほしいという人がいるのか、トレブル、ベースまでは付ける必要は無いと思います、まっゲインとか付ければサウンドは変化すると思いますが、それはそれで使い勝手が良いですよね、クリーンブースターじゃなく、通しっぱなしがベストだと思うので、フットスイッチとかもいらないと思うし、とにかく、ありがちな硬くなるとか一切ないですねレンジが伸びでいて、やわらかい。
それから次の話で自分が使っている、ブティック系のアンプに繋いだとき、これがまた抜群の効果で、とにかくね中低域の400Hz~,250~600Hzの間位、深みが全然違うってゆうか、あの立体感が凄いって言うか、アンプが平面で鳴っているとしたら,その奥1m位奥行きがあるみたいな感じ、そうゆう風に聴こえますよ、小さいボリュームでも。
ギターって結構Treble、Low、って言う話が多いけど、以外とLowmidが重要な楽器じゃないですか、特にストラト系なんか、そこがどんだけ出てるかでずいぶん太さの印象が変わるというか、単にブットクしましたよ、どうですかじゃなくて、深いスペースが生まれる感じが、すごく良いと思います。

だから、Kemper,Fractal,Herix を使っているユーザーにはもちろんお勧めなんですけど、普通のアンプにオペアンプ、バッファーとして使うのもかなりお勧めだと思います。

まっ今後、MKⅡ,MKⅢになった時は、あまり多機能になってほしくないなというのはありますけど、ゲイン位は付いてもいいかな余談ですけど、Fractal Audio 絶対使うから、Fractalのラックケースの内側にホルダー付けて、ガチャってつけようかなと思っているんです、そうしたら忘れないでしょ!この間ね、持って行くの忘れたのねスタジオへ直接つないだらすごくガッカリでさ、いや直接でも悪くないんだけど、なんかね、弾いていてもうないとね、もうないと弾けない!!!!
これがないと弾けないです!!!!!

あっあと、ケーブルね、このPCOCC-30とのマッチング。
これ最高です、最高ですこのケーブル。
これ長い方も弾いたじゃないですか、PCOCC-3mこれはいいですね!
これの場合は、ギターのピッキングの時にもの凄いエッジの部分の音の出方がすごい好きですね、音がいわゆる早い、それでアタックってうるさくなったり、でもそれがないと音がボケちゃったりするってことないですか?アタック太いですよね、アタック太い!!
ピッキングアタックが綺麗に出る所が好きです、スゴく!
これね、3mが良いですね、スタジオミュージシャンの基本3m,ワイヤレスもしくは3m、絶対そうでしょう3m以上だと音かわりますからね、諸先輩方々も3m以内に収められてますから、もっと短い人もいるっていうこれ1mだったら、こんなんなっちゃう(笑)

相性は抜群ですよね、当然の事ですが、企画している人の耳がいいので、いや本当、本当、こうゆう物を企画する時って判断する人が耳いい人じゃないとダメじゃないですか、基本そうだと思うんですよ。名器と言われる物を開発した人たちは、かなり弾ける人たちが多いじゃないですか、エレクトロニクスに精通しているだけじゃ絶対ダメで。

すべての事に共通して言えるのは、弾き心地、バランスがよいことですね。
さっき良い忘れたんですが、例えば、これはゲインが付いてないじゃないですか、ゲイン付いてなくてちょっとゲインを上げたい場合あるじゃないですか、自分で色々研究したんですけど、要するにFractal,Kemperだったらインプットゲインを上げればいいので、BA001は実はローインピーダンスに変換するから、普通にギターから直に行った場合に赤ランプがついた状態でも、unity gainなのでメーター上は下がりますよね、要するにクリップしないですよね、同じゲインでも。

だから本体のデジタル機器側のインプットを上げてあげれば、僕もこうゆう物を使うとき、ゲインを上げていたのだけど、それはクリアする事が簡単にできましたね、ニュアンスはちょっと変わります、そしてその方がいいと思います、だから、Fractal,Kemper,Helix等を使う時に赤いランプがつきっ放しだとクリックしてしまうので、赤いランプがピッと光る位の状態にセッティング出来れば、このBA001を通すことでローインピに変換させるので、ゲインを上げてあげれば良いと思います

一番音にハリがある状態に保てると思います。

Profile

是永巧一氏

ギタリストとしてRebeccaのレコーディング、ライブに参加、以降ASKA,渡辺美里、福山雅治、宇都宮隆、RobertPalmer等のライブ、そして矢沢永吉、長渕剛、simonLebon等多くのアーティストのレコーディングに参加、また、アレンジャー・プロデューサーとしてもOneOkRock,黒夢、筋肉少女帯等多くのアーティストを手がける。